
※プッタボン茶園マネージャーのソマニ氏と。「家の庭は女房のモンだが、茶園は僕のもの。遺伝子レベルまで、何でも聞いてよっ」威勢がよく、ウィットに富む、ある意味、見た目通りの方。。。


アンティークティーって、何だ?

1852年創設。一番古い茶園です!

現地語で「葉の豊かに茂るところ」を意味するプッタボン茶園は1852年に、ダージリンに最初に作られた茶園です。工場の入り口に大きく書かれた「None Before Us。前人居らず」の言葉は、ダージリンで最初に作られ、150年間、その緑を枯らす事無く、香り高い紅茶を作り続けてきた自信に満ちている。「最初に我々が在り、これからも先頭を歩む。」その力強い宣言に期待したい。
※写真左はマネージャーのソマニ氏。プッタボン茶園のマネージャーさんたちは皆、ものすごく体格が良かった。レスラー道場に来た気分。。。。。大男たちだけれど、繊細で、ときには力強い紅茶を作るのだ。

436.72ヘクタール、標高1500~6300フィート。約22kmの高低差はダージリン一、さらに世界一らしい。ISO9002取得もダージリンで一番、茶園内で働く世帯数が一番多い、病院施設が一番整っている、などなど、何事もNo.1が好きな茶園です(^^;)。広く、良く手入れがされていて、美しい茶園でした。




出来たてのオータムナルのテイスティング。
私たちが訪れた時は、まだ本格的ないいものは出てきていないようで、マネージャーのソマニさんは「It's Coming(そこそこ秋摘みのキャラクターが出てきている)」と仰ってました。
テイスティングは難しい。熱々の時より冷えた時の方がその個性がハッキリして分かりやすいかも。でも実際に紅茶を楽しむ時は温かいうちが多いから、熱々の時のファーストインプレッションも大切。
私・店長はどちらかというとクローナル(品種改良種)茶樹の方が好きなのですが(バイヤーはチャイナ好き)、ここのテイスティングでは「あぁ、やっぱりチャイナ(中国種)がダージリン原点だな~」って、中国種の美味しさも改めて実感。なんていうか、クローナルほど華やかではないのだけれど、楚々として、余韻がず~と続く感じなんですよね。
インドの紅茶業界ではクローナルの華やかさを「Strong」、チャイナの楚々とした個性を「Sweet」と表現したりします。
私たちが訪れた時は、まだ本格的ないいものは出てきていないようで、マネージャーのソマニさんは「It's Coming(そこそこ秋摘みのキャラクターが出てきている)」と仰ってました。
テイスティングは難しい。熱々の時より冷えた時の方がその個性がハッキリして分かりやすいかも。でも実際に紅茶を楽しむ時は温かいうちが多いから、熱々の時のファーストインプレッションも大切。
私・店長はどちらかというとクローナル(品種改良種)茶樹の方が好きなのですが(バイヤーはチャイナ好き)、ここのテイスティングでは「あぁ、やっぱりチャイナ(中国種)がダージリン原点だな~」って、中国種の美味しさも改めて実感。なんていうか、クローナルほど華やかではないのだけれど、楚々として、余韻がず~と続く感じなんですよね。
インドの紅茶業界ではクローナルの華やかさを「Strong」、チャイナの楚々とした個性を「Sweet」と表現したりします。

秋は剪定の季節。茶樹の枝がちょっきり切られてる。剪定にはDeep Purninng、Rejuvinating Pruningなど本格的なものからDeep Skiffing、Light Skiffingといった軽めのものまで様々。どの季節にどの剪定を施すかは茶園によって違うみたい。今はどんな剪定をしてるの?って訪れる茶園ごとに聞いてみたけれど、皆、違う事を言っていた。。。
剪定は次の季節に良いもの作るために大切なプロセス。重要なノウハウの一つなのだ。ちなみに、剪定をするということは暫く収穫ができないということ。その経済的ロスに耐えられる茶園は、そう多くない。
剪定は次の季節に良いもの作るために大切なプロセス。重要なノウハウの一つなのだ。ちなみに、剪定をするということは暫く収穫ができないということ。その経済的ロスに耐えられる茶園は、そう多くない。
茶樹は剪定をしないと、結構な高さまで成長するらしい。「あんまり高くなっちゃうと、茶摘を猿にたのまなくちゃいけなくなるからね~。だから剪定してるのさ~」なんてソマニさんは言ってましたけど。。。。




プッタボンのマネージャーズ・バンガローは何種類ものマリーゴールドやハイビスカスが咲く美しいところ。




バンガローの一部。光がさんさんと差し込むSun Room。イギリス人開拓者たちは、ここで会議やティータイムをしたのだろうか。

▼次はサングマ茶園(準備中)!