◆ニルギリは南インドの紅茶。

「青い山」を意味する名前が示す通り、 タミルナドゥ州ニルギリ地区を中心とする自然豊かな高原地帯で生産されます。

ダージリン、アッサムとともにインドを代表する紅茶の一つ、 香りよく飲み口のすっきりとした紅茶に出会える12-2月頃の冬の間が注目のシーズンです。

シルバーポットではこのクオリティーシーズンを中心に買い付けを行い、 風味豊かなニルギリをご紹介しています。

穏やかに包み込むような香ばしさ

2025年は久々にチャムラジ茶園から入荷。

穏やかに包み込むような香ばしさ・ウッディさが特徴、奥からオレンジやハーブ風のニュアンスが顔を覗かせ、味わいに清涼感と広がりを添えています。

セイロンのキャンディーティーにどこか似た印象ですが、チャムラジはより軽快で陽気。

落ち着いた風味ですが渋み少なく、ストレートでそのままの味わいを楽しむのはもちろん、軽快なミルクティーもお試しいただきたい美味しさ。

柑橘やスパイスを加えたアレンジティーも楽しく、万能に活躍するデイリーティーです。

チャムラジ茶園ならではの魅力がしっかりと息づいた紅茶、毎日の生活に深呼吸するようなひと時をもたらしてくれる事でしょう。

兄弟に続き僅か17歳でインドに渡った英国人ロバート・ステインズ氏が茶業も開始したことが始まり。 ビジネスパーソンだけでなく社会活動家としても知られたステインズの思いを受け継ぐ、品質とエシカルマインドで知られるニルギリの代表的な茶園です。

グレードはSFTGFOP。
FTGFOP　=　Fine Tippy Golden Flowery Orange Pekoe。

ダージリンにも良く使われるグレードですが、ダージリンのようにティッピーという事ではありません。ティップ(芯芽)は時折見かける程度。
通常のニルギリFOPグレードより少し細身でスタイリッシュな姿です。

茶葉3gに対し、熱湯200mlで約3～5分程蒸らします。お好みに合わせて調整を。

アイスティーの場合茶葉の量は1.5倍ほどに増やし、グラス８分目までたっぷりと氷を入れて、その上から紅茶を注いで冷やします。

シルバーポット流、おいしい入れ方 もご覧下さい。