紅茶のシャンパンと称されるダージリン。

香り高く、透明感ある味わいは他に類がなく、希少性・群をぬく高価な取引価格は、紅茶の王様と呼ぶにふさわしい。

世界の尾根・ヒマラヤ山麓で150年以上も前にイギリスの開拓者たちによって産地は開かれ、今なお紅茶ファンを魅了し続けます。

春・夏・秋、一年に３回のクオリティーシーズンを迎え、10月から11月頃に作られる一年で最後のシーズナルティー、それがオータムナルです。

まろやかなフルーティーさ

2022年、最後のダージリンとして登場するのはオータムナルらしさが詰まったシーヨック茶園クローナル・オータム。

自園育成品種「シーヨック121」を使用した稀少な秋摘み、穏やかにウッディな立ち上がりののち、瑞々しいフラワリーさを纏わせながら柑橘やピーチのような香りが開きます。

渋み少なく甘みを感じさせる味わい、オータムナルが「mellow (メロー、まろやかな)」と表現される事に納得です。

ヒマラヤの小春をとじこめた逸品、2022年ダージリンの大団円をご堪能ください。

1860年代に開拓され、茶園西側はネパールに接する国境地帯です。
平均標高は1350m前後、ダージリン7つのバレーのうちミリクバレーに属しますが周囲を次なるロンボンバレーに囲まれています。

インボイスナンバーDJ216。
グレードはFTGFOP1。
FTGFOP　=　Fine Tippy Golden Flowery Orange Pekoe。

茶葉3gに対して熱湯150～200ml、蒸らし時間3～4分ほど。お好みに合わせて調整を。
ストレートティーがお勧めです。

シルバーポット流、おいしい入れ方 もご覧下さい。