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ジャンパナ茶園にてPART1(3部作)  ページ 1 / 2 / 3 /

ジャンパナ茶園:ダージリン出張記ジャンパナ茶園:ダージリン出張記
■昔むかし、ジャンという男が主人と一緒にあるいていると、猛獣に襲われた。主人を守るために果敢に戦ったジャン。しかし自分自身は命を落としてしまう。

息絶える前に「水(pani)を…」と最後の願いを呟く。 ジャンが連れてこられたところ。それがジャン・パナ。──

そんな言い伝えがあるジャンパナ茶園、入り口前を清流が勢いよく流れる。川を越えるとどこまでも登る石階段。これがジャンパナ茶園への入り口なのだ。
ジャンパナ茶園:ダージリン出張記
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標高約1065~2200メートルに位置するジャンパナ茶園は車ではアクセス不能、長い長い急勾配の階段を登る天空の秘境。周りを囲む森は空気を浄化し、他の茶園からの農薬を遮断する。

それにしても、標高の高い茶園で、茶畑の中にも、他の木がたくさん植えられていることに驚く。理由を尋ねると「エコフレンドリーを目指して」とのこと。

平らかに山肌を埋め尽くす茶樹は、手入れに細心の注意を払う意識の高さを伺わせる。最高の紅茶を作りたい、という情熱と、それを支えるだけの経済力がある「名園」の証。

ジャンパナ茶園:ダージリン出張記ジャンパナ茶園:ダージリン出張記
入り口の前に勢いよく流れる川。その後に、延々と続く急勾配の階段…

ジャンパナ茶園には二日連続で訪れたのですが、初日「明日もぜひ、きなさい。」とマネージャーさんに招かれた時「階段が急だから、嫌だ~」とバイヤーがダダをこねたら、「ノー・プロブレム」なんと、翌日、階段下まで、背中に椅子をしょったお兄さんをよこしてくれました。

この椅子に乗って、人に背負われて階段を上るバイヤー。
「何だか申し訳なかったし、けっこう揺れて怖かった…。
次回は歩いて登ります」とのコメント。 年配のかたなどがいらした時に、このように人を送って、背負って連れていってくれるそうです。

「重いのに、大変でしょ(^^;」と聞くと、「ここでは燃料も食料も、何もかも背負って下から運ぶんだ。100kgもある石炭を担いで登ることを考えれば、平気だよ」って言ってました。うひゃー。

 

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