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ジャンパナ茶園にてPART1(3部作)  ページ 1 / 2 / 3 /

ジャンパナ茶園:ダージリン出張記ジャンパナ茶園:ダージリン出張記
ジャンパナ茶園:ダージリン出張記 ダージリンは、人と自然が造りだす芸術である
お茶の樹から摘まれた茶葉はファクトリーへ。季節、その日の天気、湿度によって変化する茶葉の状態を的確に判断し、製造プロセスを微妙に変えていくのは機械ではなく、「人」でした。複数の工程を少しずつ調整しながら、ベストの紅茶を作り上げていく紅茶造り。それはまさに、紅茶への飽くなき情熱と才能をもつものだけがなしうる「アート(芸術)」といえるでしょう。
ジャンパナ茶園:ダージリン出張記
ジャンパナ茶園:ダージリン出張記
(左)withering(萎凋)している様子。14~20時間くらいで、季節や気温、湿度、茶葉の状態をみながら随時、調整していくのだとか。どのくらい萎凋するかはマネージャーさんの判断、腕の見せ所。 (右)ジャンパナ茶園はオーガニック栽培の準備も着々と進めています。来年からはJungpanaORganicまたはJungpanaUpperという名前が登場するかも?!
ジャンパナ茶園:ダージリン出張記
withering(萎凋=いちょう)する縦長のスペースは「trough」と呼ばれます。小さな黒板にtroughのサイズ、収容容量、witheringはじめた日付などが記されています。
ジャンパナ茶園:ダージリン出張記
ジャンパナ茶園の工場入り口に掲げられた標語は「WE MAKE TEAS with JOY & HAPPINESS(私たちは喜びと幸せを感じながら紅茶を作っています)」
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ジャンパナ茶園はISO-9001を取得済み。ISOを取得した茶園&工場はどこも、一番目立つところに取得したことをペンキで塗っていました。名のある茶園はほとんど取得済みかも。
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ばっちりマスクに帽子、エプロン姿のスタッフがお出迎え。工場入り口にも衛生的であるように、事細かに規則が貼ってあった。
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Rolling=揉捻(じゅうねん)。この季節は結構短めの時間。筒型の機械の中で茶葉を縦回転させて、底に来たときに撚られるよう、工夫がなされている。
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ローリングが終わったあとの茶葉を見せてもらう。この後、いわゆる「発酵」という過程があるが、事実上、ローリングの時点ですでに酸化発酵は始まっている。うーん、生っぽいけれど、いい匂いがする。
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さあ、Fermentation=酸化発酵の過程に移るよ!茶園によってまちまちですが、ジャンパナ茶園はRollingと同じ部屋にありました。このプロセスが一番、気合が入るところ!!
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香りで発酵度を確かめるムドゥガルさん。どの辺りで「よし!これで発酵終わり!」と決めるかはマネージャーさんの仕事。ここの判断を間違うと、どんなによい茶葉も一瞬にしてダメな紅茶になってしまいます。ジャンパナ茶園の紅茶はムドゥガルさんの判断にかかっているわけだ。
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真似して香りをかいでみる店長(ちょんまげがポイント)。わ~、こりゃ、すごい!10分置きに香りをかいでみるんだけれど、そのたびに全然香りが違うの。びっくり。 それにしても甘~い芳香な香りがしてきて、うっとり。自然とはつくづくすっごいなー。と感心。
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「よーし、発酵、終わり!」とムドゥガルさんが判断すると今度は隣の部屋のドライヤーへ。ここで間接的に火を通して茶葉を乾燥させます。
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ジャンパナ茶園のドライヤーは壁に埋め込まれた形で、ちょっと変わっていたなぁ。上は茶葉を投入しているところ。
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出来たての茶葉を見せてもらう。「ごわごわ」していて、いろいろなサイズの茶葉が混ざっているのがよく分かる。
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乾燥した茶葉はSortingRoomへ。ここで茶葉の大きさによって仕分けがなされます。よく見かけるFTGFOPやFBOPなどのグレードはここで仕分けされます。
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最後にパチリ!と一緒に
朝も昼もごちそうになりました!
ジャンパナ茶園では熱心にいろいろと教えていただきました。(おかげでちょっとスケジュールがずれちゃったけれど^^;)
ムドゥガルさんの話を聞きながら、「紅茶作りには、才能ある人材が必要不可欠なんだなぁと実感。「ジャンパナ茶園の美味しさの秘密は、ムドゥガルさん、あなたにあるんですね。」といったときの彼のにっこり笑顔が印象的でした。
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細かいチェック作業は人の手によってなされます。枝(Stalk)などが混ざっていないかをチェック。枝自体は害のあるものではないのですが、「枝にお金を払っているんじゃないぞー」と厳しいバイヤーもいるので、その辺りはキッチリ対応。

 

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