
ダージリンは北東インドに位置し、高いところでは標高2000mまで達するヒマラヤ山麓の産地です。
当時インドに進出していたイギリス人達の元で、
19世紀中頃からお茶作りが始められました。
ダージリン・ティーは山間のお茶ならではの
香り高く、すっきりとした味わいで広く知られていますが、
生産量はインド紅茶の1%前後と、大変希少。
まさに紅茶の王様とも呼ぶべき存在なのです。
ダージリンには3つのシーズンがあり、
こちらでご紹介するのはセカンドフラッシュ。
5月末~6月頃の芽吹き、ダージリン2番めの「旬」です。
緑がかったファーストフラッシュから一転して、一般的に茶葉は褐色に、水色(すいしょく)は深い琥珀色に。


ごく一部の紅茶に「ムスク」「マスカテル」と呼ばれる芳香が現れ、香ばしさと、熟したフルーツのような香りが重なるこの時期だけの美味しさです。
その他にもバラエティー豊かに紅茶が作られ殊、ダージリンの奥深さ・芸術性を感じる事のできるシーズン。
近年、ファーストフラッシュも大人気ですが、
もともと日本はセカンドフラッシュを好んで買い付けをしてきました。
最高のダージリンに出会える季節に注目してきた伝統を大切に、
シルバーポット厳選の極上セカンドフラッシュをお届けします。